フィロキセラ:Phylloxera
フィロキセラとは日本語では「ブドウネアブラムシ」といい、葡萄の木の根について木を枯らしてしまう害虫です。
1860年代にヨーロッパの葡萄研究者がアメリカに自生する葡萄品種を輸入した際にフィロキセラを一緒に輸入してしまい、ヨーロッパの葡萄品種が壊滅状態に追いやられるという事態になりました。
これは北アメリカ東部原産の葡萄品種にはフィロキセラへの免疫があったのに対し、ヨーロッパ原産の葡萄品種はフィロキセラへの免疫が全く無かったためで、ヴィティス・リパリア等の根の皮の厚いアメリカ原産葡萄にヨーロッパのワイン向き葡萄品種(ヴィティス・ヴィニフェラ)の枝を接ぎ木する事により解決する方法が発見されるまでに非常に大きな被害を出し、フィロキセラ禍と呼ばれています。
その後もフィロキセラはカリフォルニアやニュージーランド等でも猛威をふるい、現在では上記の接ぎ木による葡萄栽培が主流になっています。
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