スクリューキャップのワインって安物?
スクリューキャップのワインが安物で低品質かといわれると決してそうでもはありません。
もちろん元々のワインの品質もあるでしょうが、近年ではコルクが微量に空気を通してワインに呼吸をさせ、それが瓶熟成によい影響を与えるという考えはかなり怪しくなってきています。
スクリューキャップを推奨する側から、コルクが空気を通すのは間違った認識であるという実証に基づいたデータが発表されたりしています。
また、スクリューキャップではコルクの腐敗・劣化によりワインにダメージを与える事故が起きないためワイン管理が非常にしやすく、コルクよりも安価に瓶詰めから管理までできます。
上記の理由から新興国ではスクリューキャップが盛んに取り入れられています。
スクリューキャップが敬遠される理由
逆にスクリューキャップには敬遠される理由もあります。
これは単なる価値観の問題ですが例えばレストランでそこそこの値段のワインを注文し、ソムリエがスクリューキャップをキュルキュルまわすというのでは、やや興ざめしてしまう人もいるようです。
ソムリエがソムリエナイフでフィルムを切り、コルクをスッと抜き、コルクの匂いをかいで状態を確認する、という形的なものを好む人は今でも多いのではないでしょうか?
私は日本での経験しかありませんが上記の理由から、ある銘柄は来年からコルクではなくスクリューキャップに変更になりますとレストランに伝えたところ、それでは購入できないという返答を頂いたことが多々ありました。
私個人の見解ではコルクの腐敗(ブジョネ)でワインが傷むことを心配しなくて済むようになるのは大歓迎なのですが、人の価値観はそれぞれです。難しいですね。
どうすればスクリューキャップのワインを仰々しく開けることができるかを日夜研究しているソムリエも多いことでしょう。
